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Precision Reducer

多関節ロボットにスカラのスピードを 超軽量コンパクトユニット DM9Series｜DM3シリーズはDMXタイプのローラ＆カム機構を、そのまま小型化し搭載。高い剛性と高速駆動を実現。例えばDM903では90°の旋回位置決めを最速0.02秒で完了。

特長　FEATURE

  • 超高速位置決め｜バックラッシを完全に除去できる特殊なカム形状と与圧メカニズム(PAT)を備えており、秀逸な回転位置決め性能を実現。また、ローラによる振動で入力軸から出力テーブルに伝えるため、電動効率が高いだけでなく、ウォームギアのような摩耗は発生しません。
  • 超軽量フラット形状｜唯一無二のフラット構造をもったDMXレデューサ採用。ローラとカムの嚙み合いが縦方向になっているため、出力ケーブルが極めて薄い構造となっています。また、大口径中空を活かした配線配管に圧倒的な優位性をもっています。
  • 多軸組合せ＆中空構造｜DM9組合せ応用すれば、ローラ＆カム式の高速高精度特性を生かした超高速ロボットの編成も可能です。スカラやパラレルリンクロボットのようなスピードを多関節ロボットでも実現することで、他にないロボットシステムの構築やこれまでにない新たな生産システムの活用など、従来の常識を超える活用の可能性が広がります。また、中空構造により、配線配管が外部に出ないクリーンロボットの構成も可能です。

仕様　SPECIFICATION

形式サイズ DM903 DM904 DM906 DM908 DM910
出入力軸間寸法 [mm] 32 45 60 80 100
出力中空径 [mm] φ18 φ35 φ62 φ86 φ115
減速比 i 15 16 20 20 24
静定格トルク Ts [N・m] 125 230 380 909 1282
起動停止上限トルク Tu [N・m] 63 117 155 372 547
動定格トルク(許容平均出力回転時) Top [N・m] 29 57 78 186 293
許容平均出力回転数 nm max [rpm] 60 55 50 50 40
許容最高出力回転数 nm max [rpm] 80 70 60 60 50
入力軸換算慣性モーメント J [kg・m²×10⁻⁴] 0.71 1.73 2.55 9.54 12.6
許容ラジアル荷重 Pr Max [N] 740 840 1600 3200 3600
許容アキシアル荷重 Pr Max [N] 1100 1200 2000 4000 4500
許容モーメント荷重 Mmean max [N・m] 40 60 99 272 384
割出精度 [arc-sec] 120 90 60 40 40
繰返精度 [arc-sec] 20 20 14 10 10
入力軸の許容ラジアル荷重 [N] 247.5 247.5 410 880 1360
入力軸摩擦トルク [N・m] 0.4 0.6 0.8 1.2 1.5
  • ■機種、動作パターン、モータの選定および周辺機器接続などの技術検討に関しては当社専任エンジニアまでご相談ください。
  • ■仕様、寸法は予告なく変更となる場合があります。
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